第32章 第32話 違和感@
歌仙「あの、僕から提案しておいてなんだけど、よかったのかい?」
千歳「ああ、ちょうど他の誰かと話したいと思っていたからな」
歌仙「そうかい?そう言えば僕も気になっていたんだ」
千歳「何がだ?」
歌仙「ここの初期刀は誰だい?」
千歳「初期刀は…ちょーぎだ」
歌仙「それは、何かの間違いじゃないのかい?山姥切長義は聚楽第の任務を達成しないと手に入らない刀剣のハズだ。それにここには短刀がいない。何故だい?」
千歳「短刀?」
何だ?
違和感が拭えない。
歌仙「最初の三振りに至ってはどこからか移転してきたもの達かい?短刀がいないのに、大太刀がいる。しかもレア太刀の一期一振も。新人がおいそれとドロップできるものでもないし。何より、おかしいのは僕以外の初期刀の四振りの気配が一切しない」
千歳「すまない。言っている意味が…」
歌仙「ああ、やはり君は何らかの障害を抱えているようだね?」
障害?