第30章 第30話 進む先に@
@@@↓ここより太郎太刀甘裏。優しい太郎さんです。イケメン。何でも許せる人向けです。
審神者部屋。
チュッ。
部屋に入るなり、太郎太刀が逃げ道を塞ぐように私の身体を壁に押し付け口付ける。
千歳「ふぅ……///」
息苦しさに太郎太刀の胸板を押せば、名残惜しそうに唇が離れ、ようやく解放される。
ツーと、流れ落ちた唾液が、千歳の胸元へ垂れる。
朱色に染まった頬と相まってほんのりとした色気が漂う。
太郎「これはこれは…眼福ですね」
太郎太刀がぺろりと舌舐めずりをする。
びく。
太郎太刀のその仕種にドキリとする。
ゆっくりと首筋を舐められる。
千歳「んっ…ふっ…///」
太郎「駄目ですよ、ちゃんと言葉になさって下さい」
千歳「だって…恥ずかし…///」