第30章 第30話 進む先に@
ぐいっ。
太郎太刀が千歳の着物の合わせを広げていく。
千歳「やっ…見ないで…///」
恥じらいから胸元を両手で隠す。
太郎「隠さないでいただきたい」
千歳「っ/////」
人には心の準備というものが…
太郎「大丈夫ですよ、千歳殿は充分美しいです」
千歳「っ、その言い方は卑怯だ…」
太郎「はて?」
太郎太刀の整った容姿が途端にイヤらしく見え始める。
太郎「さて、心の準備とやらは終わりましたか?」
千歳「ひ、人の心を読むな…」
クス。
太郎「可愛いらしい人だ」
ボッ。
身体中の熱が顔に集まる。
太郎「そろそろ私も限界です」
そう言って胸元を隠していた両手を片手で掴まれ、下着が顕になる。