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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第26章 第26話 澱(おり)@


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山姥切回想。

二年前。

他本丸とも協力して、ついに突き止めた千歳達の居る施設へ足を踏み入れた。

中には千歳以外にも審神者が数人いたが、その場にいた者が皆女人で裸だった。

主犯格だった山姥切長義に招き入れられたそこに、千歳はいた。
一糸纏わぬ姿で。
部屋の異様さに驚きと怒りがこみ上げる。
壁一面に張られた、千歳の裸の写真の数々。
モニターに映し出される淫らな千歳の姿。

山姥切「何を、した?」

ちょーぎ「今、君らが見ていることだよ?」

思い出すだけでも怒りがこみ上げる。

千歳「助け…国…ひ……」

いつも、名を呼ばれた。
助けてほしいと。

だが、俺が伸ばされた手を掴むのはいつも遅くて。


遅すぎて。


山姥切「っ…」

一体、お前は何処に居るんだ?

頼む、頼むから、この世に神がいるのなら、もう一度彼女に会わせてくれ。
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