第25章 第25話 奈落(ならく)@
明け方になってから。
じゅっ。
胸に焼き印を押し付けられた。
千歳「いっ、あ゛ぁぁっ!」
一期「傷物にして良かったんですか?」
ちょーぎ「分かってないなぁ。これがある限りこの娘は自分から逃げられなくなるんだよ。奴隷の刻印だからね」
千歳「…はぁ…ぅっ…あ゛うっ…」
刻印を掻きむしろうとする私の手をちょーぎが止める。
ちょーぎ「あぁ、今はダメだよ、余計な傷が付いたら正しく発動しないからね♪」
千歳「うぅっ…」
ちょーぎ「可愛いね、お帰り。君は僕の気に入りの愛玩人形(おにんぎょう)だよ」