第14章 第14話 伝わる想い@
千歳の中に欲を吐き出す。
千歳「やっ、行かないで。国広」
身を捩って国広にすがり付く。
千歳「国広じゃなきゃ、嫌だ。私の過去もこれからも。私はお前じゃなきゃダメなんだ」
山姥切「千歳?」
千歳「ムシのいい話だ。今までお前の気持ちにも自分の気持ちにも気づかなかった。でも、私が抱いて欲しいと思うのはお前だけだ。国広」
抱き上げられたまま、千歳から口付ける。
山姥切「っ…それは本当か///」
千歳「ああ。偽りないぞ?」
互いに求め合うように口付けを交わす。
山姥切「なら、それを確かめさせてもらう」