第5章 身八つ口【黒尾鉄朗】
ゆっくりと引き抜くと穂波ちゃんは俺の前にしゃがみ込み
小さくなったそれを優しく舐め始めた
なんか変な感じ
くすぐったいような気持ちいいような
でもそういうの通り越してめちゃめちゃ愛おしい。
表面を下から上まで一通り舐め終えると、
やんわりと咥えてそっと吸われる
もう全部出た、スッゲーいっぱい出たと思ってたのにぴゅぴゅってまだ出た。
こっちを見上げながら
口の中にある白いやつを嬉しそうな顔で見せてくる。
「…飲んでくれんの?」
『ふぉんでふぉふぃい?』
「…笑 飲んで欲しいか聞いてんの?」
こくこくと頷く
「おぅ、飲んでくれたらなんかすげー嬉しいと思う」
『…ん』
そう言って穂波ちゃんは
ちょっと苦そうな顔しながらごくっと飲み込んだ。
「やべ、まじでかわいい。ありがと」
『…ん』
俺もしゃがんで、口付ける。
俺の精液の味がして、決して旨くはないけど、
そんなこと関係ないくらいに愛おしくて、
舌を深くねじ込んで絡めあった。