第4章 アソビ【照島遊児】
『…遊児とするアソビが一番気持ちいい』
裸のまま、繋がったまま、
ぎゅーと抱きついて穂波が言う。
一度も抜かずに3回出したから
俺のも穂波のも溢れでてる
「だーろー 俺も穂波とのアソビが一番だべ」
アソビって何も今のエッチのことだけじゃない。
木に登るのも、ターザン作るのも、
大きな枝集めて秘密基地作るのも、
川遊びも岩山遊びも海もなんでも!
小さい頃からずっとしてきた
穂波とするアソビがさいこーにきっもちいいんだべ。
「会える間、いっぱい遊ぶべ?」
『…ん』
あと数日で穂波は東京に帰っちまう
んでも俺らにはそういう距離とか時間とか関係ねーべ。
今までもずっと、それでも想いが続いてきたんだし。
会えない時間もぜーんぶひっくるめて
穂波と俺にしかできないアソビ、だべ。
ー完ー