第3章 守るだけじゃあ…【夜久衛輔】
「目、開けてみ」
唇を離しただけの距離、
目と目の距離はなにも変わってない状態でそれだけ伝える。
俺が舌舐めずりした瞬間にイくほど
穂波ちゃんは視覚からも快感を得るんじゃねーかと思って。
試しに…
目が開いて視線があった瞬間、
少し抑えていた腰の動きを
この姿勢でできる限りの速度まであげる。
「目、つむんなよ。ずっと見てろ」
『…んッ…………あぁッ……』
眉をしかめて下唇を噛みながら俺の目をじっと見つめてる
きゅううとナカがきつくなってくる
「…舌、出せ」
控えめに出した舌に強めに吸い付く
さらに奥へと突き上げると
『………んんッ………』
腰をビクンとのけぞり 身体を震わせて
喉の奥で声にならない音を響かせながら 穂波ちゃんはイった
膝も腰もかくんと落ちそうになるのをぐっと支える