第2章 ワンピース 【黒尾鉄朗】
玄関入ったらまず唇奪うだろ…
そのまま舌をねじ込んで、絡めながら背中に手を回して…
あ、でも一回そこで終わるのもいいかも。
いきなりの深い口付けに既に目に色を宿した穂波ちゃん
その先はおあずけと言わんばかりに2階にある部屋に通して、
俺は部活でかいた汗をシャワーで流し、
ばあちゃんが用意してくれてる昼飯をあっためてさっと食う。
部屋の扉を開けるとちょこんと座ってる穂波ちゃんの後ろ姿。
背後にしゃがんで
おろしてる長い髪を片方の肩に流して
うなじ、肩、耳の裏に口付ける
そのまま耳をぴちゃぴちゃと音を立てて舐める
「お待たせ〜。…待った?」
耳元で囁くと、肩をピクッとさせる。
濡れた耳の中にふーと冷たい息を吹きかける
『……ンッ…』
後ろから首筋、肩、それから背中に唇、そして舌を這わす