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傷物の私【BTS】

第57章 57


ユラン「え!だからなんでさっきから俺?」

シュガ「友達迎えに行くんだろう!」

ユラン「あ、そうだった。ヨナ~。スジン迎えに行かなきゃ!」

ヨナ「え~。リオン目覚ましたからもう少し居たいのに・・・。」

ユラン「怪我人なの!リオンは!明日にしたらいいだろ!」

ヨナ「う~~。分かった!リオン明日また来るからね」

リオン「ありがとう。」

テテ「ほら、ヨナ行くぞ!」

ヨナ「だから、なんであんたについてかなきゃいけないのよ!」

ガラガラ。

ジン「はは。なんかあいつら見てると面白いな(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

リオン「(´∀`*)ウフフ。イタッ。ジンさんあんまり笑わさないでください・・。」

ジン「え!俺?ごめん。」

リオン「ジンさんの笑い方につられて私まで笑っちゃうじゃないですかww」

ジン「何気俺の事ディスってる?」

リオン「え!そんなつもりじゃないです。」

ジン「冗談。冗談。ww」

リオン「もう!ジンさん!」

ジン「ねぇ。リオン。話変わるけど・・今日入院してることご両親に連絡しなくていいの?」

リオン「・・。きっとユランから聞いてると思いますけど連絡して欲しくなんです。(・_・、)」

ジン「深くは聞いてないけど、連絡しない方がいいみたいなことは言ってたよ・・。」

リオン「少し話長くなるかもですけど聞いてくれますか?」

ジン「つらくない程度で話しな!」

リオン「はい。」

リオンの家族の話少しします・・。

リオン「小学生の頃、母が亡くなって父が再婚したんです。当時の私は何故母が亡くなったのか知らない女の人を母と呼ばないといけないのか疑問ばかりでした。それでも父に愛されたくて再婚相手を母と呼んでました。だけど、その再婚相手の女性は亡くなった母に似ている私をすごく嫌っていて・・・。さすがに手は出しませんでしたけど、言葉の暴力っていうんですか?そういうのが強くって・・。父は再婚相手の女性が私に対してそういうことをしているなんて知らないのでなつかない私にうんざりしてたんだと思います。そんな日々が小学生の頃ずっと続いていてそれでも我慢してたんです。でも中学に上がるとなんていうか我慢の限界?みたいになって、あ、そのころなんですよユランやヨナ、スジンと出会ったの(*^^*)。正直3人に会ってなかったらここまで笑えてないと思います。」
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