• テキストサイズ

ハイキュー短編集

第1章 澤村大地


パラパッパパラッパパッパパラパパパパ
トランペットのパート練習中
コンコンガラッ
担任「福田!このプリント渡すの忘れてた。あ、山口と月島にも渡すものだから渡しておいてくれないか?」
亜衣「あ…ありがとうございます。山口君と月島君にもわたしておきますね。」
亜衣(帰るときに渡しにいこう。)
担任「あ!それ今日中な!」
亜衣「え!今日中!先生、なんでそんなものいま渡すんですか!」
担任「悪い、悪い。忘れてたんだって。山口と月島にもそういっといてくれ。」
亜衣「もう…わかりました。」
担任「悪い悪い、頼むな」
亜衣「はい。あ、先輩。話の通りなのでこれから渡しにいってもいいですか?」
先輩「いいよ、行っといでー。」
亜衣「ありがとうございます。なるべく早くもどりますね。行ってきます」
先輩「うん!いってらっしゃい」
…第2体育館
コンコンガラッ
亜衣「失礼します。」
田中「な…何故女子が…」
大地「お…亜衣!どうしたんだ?」
亜衣「あ…大地先輩!担任に言われてお届け物を…」
大地「そうか、えらいな。」
大地はそう言うと手を少し曲げて頭をポンポンした。
大地「今日一緒に帰らないか?」
亜衣「はい!嬉しいです…。」
大地「そういえば届け物って誰に?」
亜衣「あ…山口君と月島君に。」
大地「そうか…おーい、山口。こっち来い」
山口「ビクッはい!」
亜衣「あ…きたきた。山口君はいこれ。担任からの届け物。今日中だって。」
山口「ありがとう、福田さん。え…今日中!?」
亜衣「そう…私もさっき同じプリントもらって同じこと聞いた。」
山口「あ…そうなんだ。一緒だね!」
亜衣「そうだね。あ…月島君にも渡しといてくれる?」
山口「分かった。ツッキーにも渡しておく。」
亜衣「うん!ありがとう。」
山口「じゃ、渡してくる。タタタ…ツッキー」
亜衣「大地先輩、山口君呼んでくれてありがとうございます」
大地「おう!」
亜衣「私そろそろ部活に戻りますね。」
大地「おう!また帰りな。」
亜衣「はい!また後で。」
…亜衣が去ったあと
田中「大地さん、あの女子と知り合いなんすか?」
大地「ああ…俺の彼女だよ。」
田中「えー!」
西谷「大地さん彼女いたんすか!」
菅原「知らなかったのか?」
田中、西谷「はい!」
菅原「まあ…あの子一年だしな…」
田中「後輩すか…」
大地「ああ…まあな…」
/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp