第8章 深いつながり
*R18 とまではいきませんが甘い表現あります。
苦手な方はとばしてください。
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かかしサイド
マリと深く繋がることは
俺にとってもこれから必ず生きて帰りたいと思える強味にもなった
俺は今あの時と同じ
ただの人間臭い男として彼女の前にいる
どーでもよかった他の女の人達とはまるで違う
彼女に触れることはやっぱり緊張したし
彼女の緊張も伝わってきた____
でも俺だけが見れるマリの特別な姿は
いとも簡単に俺の緊張と理性を崩し
俺は彼女に夢中になった_____
俺をその眼に
その体に
その心に刻み込もうとするマリはとても綺麗で
それでいて大胆
彼女の熱い視線と俺にしか聞けないその甘い声で
俺の欲望はかき乱され
体に感じるその感覚は
俺の独占欲を更に煽り
もう手加減できなくなる
否定を口にする言葉は
俺を知れば知るほど肯定の言葉へと変わり
その体と心はもっと素直になり俺を強く離さない
そして生きて帰ってきてほしいというマリの深い思いが
感覚的に…心に流れ込んでくる…
言葉にして彼女にその返事を伝えることは自然だった
2人の間にはもう壁なんかなくて
あれだけ離れていた時間と距離は
素直になった2人をいとも簡単につなぎ合わせた____