• テキストサイズ

ここで君ともう一度

第21章 結婚式


マリサイド


ヒナタちゃんがきれいすぎてびびる…
あたし一緒に歩いて大丈夫なんだろうか…

そう思って自分をまじまじと見つめていると外からびっくりするくらい盛大な歓声が聞こえた。


「あ、かかしとナルトくん外に出たんだね。ほらバージンロードの先で待ってるって言ってたし」

「みたいですね。たくさん人がきてるんだろうな~緊張しますね」


そういってほほ笑むひなたちゃんに、こっちがドキドキさせられる。


「でも…なんか外の歓声思ったよりもすごくないですか?男女問わずっていうか…ナルトくん大丈夫かな…緊張してなきゃいいけど…」

「いや、あれは緊張とかしないでしょ」


そういって笑い合う。


「新婦も入場になります。お願いします」

「「はい」」


開けられた扉からは、おびただしいシャッター音と人々の歓声があがった。


火影の妻になること、はたけかかしの妻になることへの重みがいっきにのしかかった瞬間だった。


正直いってどこをみていいかわからないくらいまぶしい…



なんとかバージンロードの先にいるかかしのほうへようやく目を向けれたとき


「えっ______」


時が一瞬とまった_________




遠目には____
綺麗で
男らしくて
それでいて色っぽくて…

わたしだけが知るマスクをはずした
本当のかかしの姿があった




最後のかかしの反応からして最悪マスクをはずしてくれても誓いのキスの時に瞬間的にはずしてくれるくらいだろうと思ってたくらいで、まさかこんな最初っからはずしてくれているとは夢にも思ってなかった。


誰よりもその素顔を近くで見てきたはずなのに、今日は一段とかっこよすぎて逆に嫉妬してしまうくらいだ。


だからか…
新郎入場の時の思った以上の歓声と男女問わずいつまでもなりやまなかったどよめきの正体は…

それに隣にいるナルトくんの驚きとショックでまぬけな顔…ププっ…よくみたら周りにも鼻血ふいてる人やら、目が♡の人やらいっぱいいるじゃん…
未だに男女問わずほれぼれしている‥
こりゃかなりの号外ニュースだわ。


/ 126ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp