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ここで君ともう一度

第21章 結婚式


かかしサイド


マリは妊婦になってしまったから結婚式はもっと後かな~なんて考えていたら、マリから妊婦でも結婚式したいと希望があった。

そんな妊婦でわざわざやらなくても…
と思ったけど、どうやらナルトとヒナタの結婚に便乗して合同でやればいいじゃんという安易な考えでマリ、ナルト、ヒナタで盛り上がってしまったらしい。


忍界対戦の英雄と火影との合同結婚式なんて想像しただけでどっと疲れそうだ…
でも安定期にも入ったしマリが楽しみにあれこれ相談してくる姿を見ていると、それでもいいかと思えた。


俺もマリも親族はいないから、合同でやったほうがそれなりににぎやかでいいのかもしれない。



「それでね、ここで私とヒナタちゃんが一緒に入場していくの~」


今日も俺の休憩中にマリは、式の流れを話しに来ていてわくわくしている。

ほんとかわいい。


「それで‥…それから‥‥で、ここで誓いのキスね。みんなの前だから照れるな~」

「!」


誓いのキス?

待て、すっかり忘れてた…


英雄と、火影の結婚式なんて盛大も盛大。
大名たちまで出席することも間違いないし、里からも、里外からも人がきてもおかしくない。
そこで俺は素顔をさらすのか?


教え子たちにすらさらしたことないのに‥‥
ちょっと初公開がこんな盛大な場所だなんて、もっと早く公開しとけばよかったとうなだれた。


「キス…しなきゃだめ?」

「は?」


どうやら俺の発言は地雷を踏んでしまったらしい。
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