第2章 館の主様
夏葉くんと手を繋ぎながら歩く。割とどっちも好都合らしい。
やはり見上げてみると夏葉くん、身長高い…
高身長恨む
どんどん進んで行くと周りの人達が
「わぁ…美男美女だよ〜!…」
「彼女の方女の子らしくてかわいい」
「彼氏の方高身長イケメンだ」
ヒソヒソされているけれど分かってしまう
歩くの、だるくなってきた。浮遊術を使いたいけど流石に神龍様の前でしかも大勢の前で使うのは嫌すぎる。
我慢して歩くことにしよう。
あー、ねむくなってきたな。カフェについたらブラックコーヒー頼もう…
ブラックコーヒー、飲めるは飲めるけど眠気覚ましの為だけ。僕は甘党だからブラックコーヒーみたいなとても苦い物や、とっても辛いものがだめ。
子供舌だな〜とか思っていたらカフェに着いた
やはり僕はこういうの自然な感じのものが好き。
とても新鮮な気持ちになれるから。
1番端っこの席を指定し僕らは席に着いた
すみっこは落ち着くな……
そしてそれぞれ注文をし色んな事について話始めた