第2章 館の主様
ケーキを食べている途中で気配がした。
んま、気のせいだったけど……
と、思ったら夏葉さんか出てきた。
わざとハッキング跡を残したから多分口止めに来たのだろう。とてもニコニコしている。
夏葉さんについてきて欲しいと言われたので承諾した。
たしか女性恐怖症だと書いてあったが大丈夫なのだろうか?
もし発作を起こしたらどうしよう。
夏葉さん、女の子にしてはとても身長が高いし、顔つきもよい。初見では見抜けないだろう
それに違って僕は身長も小さいし胸も大きいし顔も幼い。一応中性なんだけどな、、
ところどころ脱線して話を戻すがやはり話とは性別の事への口封じだろうか。
僕は夏葉さんの性別について晒す気などさらさらない。僕にメリットなどないもの。
もし出来るなら仲良くしたい。
そう思い夏葉さんの後をついて行った