第48章 戦前月喰らうーR18ー
情欲の蒼い瞳に瑠璃は映っているようで映っていない…。
(政宗っ…独りで戦いに行くの…?)
最後になるかもしれないと言った。
冴えて鋭い戦々とした気を纏って。
瑠璃にはどうする事も出来ないけれど…
(名前、呼ばせて、よ…政宗っ…
私が……)
瑠璃の中の怯えが薄らぐ。
(その渇きを…潤してあげたいのに……)
「ふ……ぅ…ぅぅん……」
だんだんと瑠璃の内が潤ってくる。
と、ニチュニチュ、ヌヂュ…と粘着音がし始める。
「お前の軀は俺が仕込んだんだ。どうやっても反応するんだ」
(そうだけどっ…違うよ、政宗っ)
瑠璃は心の中で呟く。