第48章 戦前月喰らうーR18ー
白い軀を転がすと、大きな猛獣のように、
瑠璃の柔らかな乳房をベロリと舐め、
その頂きを大く開いた口に含まれる。
「は、ぁ…」
ゾロッとした甘快に瑠璃は身を竦める。
その反応を悦しとしたのか、不満と取ったのか、
「やっ!政宗っっ!」
ギッュと歯で挟まれる。
痛みに目を瞑り声を上げ、軀を強ばらせる。
「いっ、た…ぁぁぁ…やっめてっ…っ」
そして、乳房、二の腕、肩、至る所を強く噛まれ、掴まれ手で爪を立てられて、瑠璃が痛みの限界に制止の声で、涙を滲ませに頭を振る。
「痛、いってばっ……政宗ぇ!」
ギラギラとした政宗の暗青の瞳には
(もっと、泣け……っ)
「痛いよ、政宗っ!
やっ、やっ、もぅんっ!」
唇を塞がれた。
声を奪われ、舌を差し込まれ、
「ンッ‼︎」
唾液を流し込まれる。
「ん……」
飲み下す間も激しく貪られ、唾液が唇の端から溢れる。
ジュルッッと啜りあげられ、ようやく息をした時瑠璃はポロポロ涙を流していた。
肩で息を吐いている瑠璃に気遣いなどなく、
爛々とした様子で見下ろし、瑠璃の腕を引っ張ると軽々と反転させ、うつ伏せにさせた政宗。
「やっ!まっ…ん!」
押さえつけられ、まるで罪人が押さえつけられている風体になる瑠璃。