第41章 政宗　誕生日の噺ー中ー（R18)

背中で掛けの字にした腕を捕まえ、
口を閉めれないように指を入れ、
背後から激しく腰を突き入れる。

政宗の獣のような息遣いと
瑠璃の泣く様な喘ぎ声が
静寂を揺らす。

「ﾊｩ…ぁ…ぁぁ…ぅ…ぁぁー」
政宗の熱の楔に奥まで穿されて、
快楽に落ちた瑠璃は達しっぱなしで、
力無くも甘く鳴き続ける。

突き貫かれるまま、揺れ、
淫快を逃す為に首を振れば、
黒い髪が乱れて広がる。


瑠璃の晒された首筋、肩、肩甲骨、
口付けの痕に混じり、何箇所も噛み痕が見える。



抽送するたびに吐き出した己の精液と、
濡れ漏れる瑠璃の淫水を感じる。
「あーぁ、ぐっしょぐっしょのドロドロだなぁ」
狂暴な声音が楽しげにそう言って、
無理矢理、顎を引きつけられる。

「お前の顔も蕩けきってぐしょぐしょだぜ？
その顔　可愛くて、もつと攻めたくなるな」
政宗は嘲けりながらも、愛おしげに目を細め、口付け、舌を絡める。
瑠璃の開きっぱなしの口の端から唾液が溢れる。