• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第39章 月がある部屋(R18)




御殿に戻った瑠璃を女中達が玄関で待っていた。

「瑠璃様、お帰りなさいませ」
「瑠璃様ーっ、もうお戻りにならないかと!」
「お待ちしてましたよ。良かったです」
口々に瑠璃が戻ったことを喜ぶ。

「瑠璃様の御部屋はすっかり片付いておりますよ」
「皆で片付けたんですよ」
「さっ、どうぞっ」
皆 嬉しそうだった。


「瑠璃があんなに人気があるとは知らなかったぜ」
「まぁ」
クスクスと瑠璃が可笑しそうに笑う。
「まっ、どんなに人気者でも、俺のだけどな」
こちら政宗は自信満々に御満悦だ。
「政宗、ご機嫌ですね」
「あったりまえだ。
やっとお前が帰って来て、
やっとお前と2人っきりでこうしてられるんだからな」


こうして、とは
縁側で、瑠璃の膝に頭を乗せて横になり、
夜の声を聴いている。






/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp