第34章 書庫での哀苛(R18)
「ハッ…瑠璃っ…ハッッ…
…しっかり、掴まっとけっ」
瑠璃は反射的に政宗の首に腕を回し、
強く絡めた。
その所為で、軀が密着して貫きが深くなる。
「あ!ぁん…んっ、ゃぁん」
ヌチュ、ヌッチュ…と粘着質な水音が加速する。
「ぁ…はっ…ぁ…ぁぁ…ん…ぁ」
瑠璃の甘い声が弱々と吐き出される。
瑠璃の立ってる方の片足はおろか、
身体中力が入らない。
(も、きもち……い……)
「んっっ、あぁん…ゃ、だぁ…ぁ…め…も…」
瑠璃だって久しぶりだ、
政宗の熱の塊に激しく突かれ、
すぐに大きく上り詰めそうになる。
「はっっ、お前ん内、クッ、あー…気持ち良くて…はっぁ、つっ」
瑠璃の内が収縮して引き絞られ、
政宗は眉を寄せ、息を詰め、耐える。
それでも、送る腰は止まらない。
「ああっ、はっ、ダッ…まさ…ねっっ!
もっ、イッちゃ…んゔぅーーーっ」
瑠璃は快感に耐えられず、声を飲んで喉を上げた。
「っはっ、ま、てっっ」
(絞られてっ…くぅっ)
キツく締め付ける瑠璃の内が、
政宗が引くのを阻止し、
反対に引きこもうと蠢く。