• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来た戦国姫

第18章 かき氷大作戦2




「いますよ。
私利私欲にまみれ、汚くて横暴な人、は嫌いです」
言い切った。
「なっっ、…んだっ、それっ。
俺のことか?」
政宗が喰ってかかる。
「違います。
それは政宗の勝手な解釈やわ。
私はそんなコト一言も言ってまへん」
冷静な瑠璃の口喧嘩、つい訛りが出た。

そんな瑠璃を見た謙信が驚いたように眉をあげる。

「痴話喧嘩は2人で他所でやってくれ。
俺を巻き込むな」
面倒くさ気に言い、歩き出す。
もちろん、信長はもういない。

「あ、謙信様、待ってください。
私も戻ります」
瑠璃は小走りで謙信を追いかける。
「寄るな。
他所へ行けと言ったであろう」

瑠璃と謙信の声が小さくなる。

「……」
政宗は渋い表情でその場から動かなかった。







/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp