第13章 政宗愛抱ス(R18)
蹂躙されるように、体勢を変え、何度も
白い欲望を吐き出され、もう何刻過ぎただろうか。
…はっ、やっ…あ"ッン…ハッ、ハッ…ゥア…
快楽に侵され、淫溺とした思考と身体にはそんなことどうでも良かった。
瑠璃の喘ぎ声と政宗の荒い息が絡まって、
甘く部屋に響き続ける。
「ゃっだぁ…もっ…アッ、き……ちいい…」
「あー、気持ちいいぜっ!もっと、だっ」
淫欲に猛り狂った政宗は、悦楽と激しく瑠璃を揺さぶり、貫き続ける。
政宗のくれる快淫にすっかり飲まれた瑠璃も本能で腰を揺らし、口付け、強請って果てる。
(愛して、る…好き、好き…
…気持ちイイ…ずっと、こうして……)
そればかりが浮かんでは消える。
アッぁ…ぁぁ…ん、ン、はっぁ…
(ずっと…愛して…)
快感が怖くて指を絡めれば、
カチッッと指輪の硬い音が小さく鳴る。
「ぃっ、つも…傍らにっ、居て、くっれっ」
政宗も瑠璃の手を強く握り返した。
それから、2人の甘く凶暴な行為は
瑠璃が力尽きた乙夜の頃まで続いて落果した。
※乙夜…いつや/夜9時から10時頃。
※落果…らっか/落ちはてる。