第8章 隠秘慰撫(R18)
「えっと……」
瑠璃は信長の話を聞いて戸惑う。
「俺とでは不満か」「いえ」
「では、不安か」「いえ、それも…」
「では、怖いか」「光秀様っ!」
(遊ばれたっ)
内心 悔しがる瑠璃。
を他所に、
「「では、なんだ」」
信長と光秀に声を揃えて睨まれる。
「光秀様と行くことに私は問題はありません。
が……政宗が……問題だと……」
『ダーメだっ。
光秀となんか、絶対ダメだ』とか
『2人っきりの旅なんて、許さないっ。
俺も行く!』
とか言い出しかねない。
「「なるほど…あり得る」」
信長、光秀共に納得。
だが、
「心配するな。俺がなんとでもしてやろう」
クククク…
何か思いついた童に、不安を感じた瑠璃だった。