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【HQ】初恋は東に進め【R18】

第1章 誕生日プレゼントは…





炊けていたご飯を解していると
ふと、旭がいるソファに目をやる
あれ?旭が近づいてる?

「旭ー?麦茶無くなった?」

「いや、その…なんか手伝えることとか…」

いたたまれなくなったのか少しオロオロしながら言ってくる

「あーうーんと…あとは温め直したり盛り付けたりで、そんなに時間かからないし
大丈夫だ………きゃ……っ」

油断してた。
背中を向けながら応えていると
いきなり旭が包むように私を抱きしめた

「旭…今、包丁使ってるから…さ?」

平静を保とうとしてみたが
旭から抱きしめられたのは初めてで心臓が爆発しそうなほど高鳴る
思わず包丁を起き抱き締められてる腕にそっと触れる

「なんか…こういうのいいなって…思って…悪い、もう少しこうしたい…」

「あははっ…いくらでもどーぞ?」

初めて甘えてきた旭に優しく言うと
また軽くぎゅっと抱きしめられうなじに旭の息がかかる
くすぐったくて、もどかしい
体の奥が疼くような感覚を覚えた
好きな人に触れられた箇所からこれから起きる期待を昂らせる

「旭……んっ……くすぐっ…たいよ…?」

首筋に触れてる旭の鼻先がうなじへ移動して行きゆっくり息を吸い込み生唾を飲み込む音が脳内にこだます

「ヒナ…俺、ヒナのこと本当に大好きなんだ…」

「あさ…ひ…?」

舌先がぬるりとうなじを這う感触が
私の背筋をぞくりと甘く刺激する

「ぁ…んっ……っ」

重くて甘ったるい吐息が思わず零れる

「ぁっ!ご、ごめん!ヒナが可愛すぎて、つ、つい!」

我に返ったように旭が私から離れる
まだ経験のない体が旭の感触を覚えた瞬間だった
もっと、なんて言えず
赤らめた頬のまま旭の方を振り向く

「旭が甘えてくるの珍しくてちょっと感動しちゃったよー
もうすぐできるからリビングで待ってて!」

「ぉ、おう!」

いそいそと旭はリビングに戻り再度ソファに腰掛ける
台所に向き直し、じゅん、と熱くなる下腹部は私から集中力を奪い取っていった。


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