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【HQ】初恋は東に進め【R18】

第1章 誕生日プレゼントは…







どことなくぎこちなかったが私の料理は旭の口に合ったみたいで
楽しい食事になった
お互いにケーキを食べ合い、紅茶を飲んで
少し落ち着いた頃
時計の針は10時を回っていた

「あ…もうこんな時間だった!お風呂どうする?」

「あー、俺はシャワーでいいよー」

私が持っていたゲームを止めて旭が言った

「オッケー!んじゃあ旭、先に入ってきて?」

ちょうど対戦が終わり旭が立ち上がるとまた小動物みたいに軽くウロウロして
お風呂場に向かった

「おれ、着替えとか持ってきてないけど…」

「それは大丈夫!タオルは棚の上から使ってね!ごゆっくりー♪」

正直ちょっとふざけるのが限界だった
下着入れから勝負下着と母から貰った試供品を枕元に置き、フェイスタオルに下着をくるむ
お風呂場から聞こえるシャワーの音が
私を今まで以上に緊張を突きつけてくる
程なくして腰にタオルを巻いた旭が出てくる
髪の毛を下ろした旭は妙に色気を感じる

「あ、お、おかえ、り!ドライヤーはそこにあるから使っていいよ!わ、わ、私も入ってくるね!」

もう緊張しすぎて口から何か出ちゃいけないものが出そうだった
足早にお風呂に向かい
光の速さで服を脱ぎシャワーを浴びる
濡れた髪をタオルでくるみ
軽く着替えてリビングに戻ると
用意していたTシャツにパンツを履いた旭が
ソファの上で正座してた

「ぶはっ!旭っなんで正座して…くくくっ」

たまらず吹き出してしまった
ガチガチに震えている旭の横に腰掛け
ドライヤーを持ち上げ濡れた髪にあてがう
じっと私を見つめる旭が視界に入る

「ひ、ヒナ…後ろ…俺がやろうか…?」

「ん?うん!お願いしまーす」

旭がぎこちなくも優しく私の髪を梳かしながら乾かしてくれている
あまり人に髪を触られるのは得意ではないが
旭ならとても心地がいい
時々熱くないか?って聞いてくれたり

赤くなってるのは、ドライヤーが熱いからじゃないんだよなぁって心の中で呟く

「ヒナ…髪の毛めちゃくちゃふわふわしてて…しかもいい匂いがする…」

ドライヤーを止めた後元の位置に戻して
旭が私の髪を指に絡ませたりしている

「あ…旭…その…それ、くすぐったい…んだけど…」

「うん、知ってる」

ゾクゾクと背中も撫でられているような感覚に襲われる

あ……始まっちゃうのかな…?





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