• テキストサイズ

あなただけを…

第49章 ➖子守り?➖


「サラ…よかった見つかって…
 貴方にお願いがあるんです…」

「………」

ジェイドは慌てていた様子で
フロイドは無言で俯いたまま…
そんな2人だった



『え?どうしたのよ…お願いって?』

「実は…先程アズールに叱られたせいで
 フロイドが、この様になってしまいまして。
 僕が相手をしてあげたいのですが…
 僕も外せない予定がありましてね。
 サラお願いです。
 フロイドと共に過ごして頂けませんか?」

『え?そうなの?えぇ…私は構わないよ?
 フロイドは…どうしたい?』

未だに沈黙を貫いたままのフロイドに
問いかけてみた…

「…… サラとなら居る」

ムスッとしたままフロイドが答える

(フロイドがここまで機嫌が悪いなんて…
 何があったのかしら?)

『わかったわ。じゃあ一緒にいようね?
 ジェイド…後は任せていいから』

「恩に着ます。
 いずれなにかお礼を致しますので…
 フロイドをお願いしますね?
 僕は急ぎますので失礼します…」

足早に去っていくジェイド…
彼を見送り、フロイドに向き直る
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp