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あなただけを…

第33章 ➖家族の元へ➖


=保健室前=


チラリと中を覗くと…
レオナ、ラギー、ユウが
ベットへと横になっていた

『チェカくん…ちょっと待ってね…
 癒しの雫[ヒーリングドロップス]』

3人分の回復薬を作り出し彼に手渡す…

『私はココまでだね…
 チェカくんベットにいるみんなに
 コレを渡してあげてね?』

「うん!わかった!」

『いい子ね…それじゃ…バイバイ』

「ありがとう!バイバーイ」

両手に回復薬を抱え
満面の笑みで別れを告げるチェカ
彼が入室するのを見届け


その場を去ろうとすると
先程から私の跡をつけていた人物に
声を掛けられ、彼の方を向く…
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