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隣の席のすなりんたろう。

第3章 page1


顔を上げるといつもと変わらない顔をした角名が

「これ櫻木の定期でしょ。なに落としてんの」

という台詞と共に手渡される私の定期。

偶然というか必然というべきなのか行く先は同じなので
隣の席のよしみもあって隣に並んで歩くと溜息が聞こえた。

『おう??どうした角名??』

「櫻木さ、お前定期落としたんだったらもうちょっと焦ったほうがいいと思う。あれ普通に最寄り書いてあるし」

『うっ…確かに…。気を付けます…』

ぐうの音もでない角名からの指摘にこれからは絶対に忘れ物をすまいと心の中で固く誓った。






教室に着いて気付いたけど角名、あの人部活の朝練とかあったんじゃないか…?
だったらほんとに申し訳ないな…。

靴を履き替えながらそんなことを思っていると少し離れたところから金髪が見えてきた。




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私無知なもので…拍手って機能あるじゃないですか
あれってどういう機能なんですかね…🤔

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