• テキストサイズ

【SEKAI NO OWARI】 記憶の中に

第1章 無理してる


―キーンコーンカーンコーン


いつもと変わらないチャイムが、校内に響く。

一気に騒がしくなった教室から席を立つ。

私以外帰る様子の無い教室は、他愛もない会話で溢れていて、誰も私にはさよならなんて言わない。

当たり前の事。

重い鞄はまるで今の私の心のようだった。

/ 6ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp