• テキストサイズ

声優さんといっしょ

第2章 緊張の連続


神谷「のぞみちゃんだっけ?岩田さんからなんて聞いてここに来たの?」

神谷さんが台本から目を離し、私に質問してきた。

貴「えーと、私が仕事失って家でぐうたらしてたら岩田さんがいらっしゃって、マネージャーかお手伝いさんやってみないかって」

神谷「え?それだけ聞いて了承したの?」

貴「?、はい、了承する前に勝手に決められた感じですけどね」

ふにゃっと笑うのぞみに心無しか神谷の頬が赤くなる。

神谷「君面白そうな子だね〜、可愛いし」

小野「そうそう!俺も初めて見た時可愛いなって思ってたー!」

可愛いと言われたなんて何年ぶりだろうか。嬉しさで口元が緩む。

福山「あ!ちょっと笑った!笑った顔も可愛いね」

杉田「おれは死んだ目で見つめられたりもしたいがな」

皆からの可愛い合戦によって、のぞみの口元はゆるっゆるに緩んでいた。(最後は違うけど…)
少しずつ打ち解けられたような気がした。
/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp