第10章 休憩
まる「こっわwww」
ふぉい「菜月、こっちきーよ。」
「…やだ。」
ふぉい「…はよ。」
「……」
逆らったら…どうなるかわからない。ふぉい君は3度目はない。大人しくそばに行った。
ふぉい「良い子。」
頭を撫でられた。自然と口角が上がってしまう。ふぉい君に撫でられるのは嫌いじゃない。むしろ好き。
まる「これうまっ。」
「あぁぁ!食べちゃダメ~!」
いつの間にか、まるが私のねるねるねるねを食べていた。
「返して…!」
まる「嫌やw」
「…ふぉい君…まるがお菓子取った…。」
ふぉい「まる、返し?」
まる「ちぇーっ。」
大人しく返してくれた。
「ああぁ!無い…。」
まる「全部食べちゃった♡」
「…まる嫌いや。もう喋りかけんとって。」
まる「えっ!?ちょっと!それはないやん!ごめんて!」
「……帰り、買ってくれる?」
まる「買う買う!全然買う!」
「ありがと!」
私は微笑んだ。
まる「(かわい……え…ばり可愛い…。)」
ふぉい「お前、手出したら知らんけんね?」
まる「…出さんてさすがに。」
ふぉい「ならええけど。」