第11章 幼馴染みの思い
貴方side
岩泉「……怜花か、ちょうど良かった。ちょっと、言いてぇ事あっから……着いて来いや」
貴「え、あ、いや…」
岩泉「来い」
ガシッ
貴「まっ、金田一.国見…助けっ」
金田一「ごめんなさい」ペコリ
国見「岩泉さんは無理です」ペコリ
貴「諦めはや!?」
一さんからかなり怒りのオーラが出ており強引に体育館に引っ張られ後輩2人に助けを求めるが、即座に断れ抵抗虚しく連行される
★★
青城.体育館
岩泉「ったく、入学先も教えねーわ連絡のひとつも寄越さねーで心配しただろーが!!」怒
貴「……ご、ごめんなさい…」涙
花巻「……何だあれ」
松川「説教されてるな」
金田一「…怜花さん、中学から一度も連絡してなかったみたいで岩泉さんがキレました…」
花巻「…意外と過保護だな岩泉って」
及川「岩ちゃんは昔から怜花を妹のように思ってるからねー…」
体育館端で私は正座をしながら一さんに怒られていた
連絡等は、事故以来していない為余計に心配していたらしい
まぁ、当然の如く青城の人達から見られてる
貴「……一さん、本当にゴメン」
岩泉「…………もういいわ、お前の顔見れたしな。吹っ切れた表情してるし問題ないだろ」
貴「!」
一さんは頭を撫でてくれた、先程の怒りの表情ではなく優しい笑みで
貴「……私、一度バレーが嫌いそうになった」
岩泉「!」
貴「でも、さっきの試合を観て思ったんだ。やっぱり私はバレーが好きで関わりたいって」
岩泉「…そうか」
貴「選手としてはもうないけど、、マネージャーとしてバレーに関わりたい」キラキラ
岩泉「……ああ、頑張れよ。烏野ならライバル同士になるが……幼馴染みとして俺は応援してる」
貴「うん!」
岩泉(…やっぱ俺は、バレーを好きで居る表情が一番好きだわ)
オマケ
花巻「ねぇ、メアド教えてよ」
貴「え?」
松川「あ、俺も」
矢巾「俺も!」
及川「ちょっと!俺の許可なしに」
貴「良いですよ」←
及川「怜花ー!?」
岩泉「叫ぶなクソ川!!」
にぎやかな青城でした