• テキストサイズ

ダイヤのA 御幸一也

第69章 ※   お仕置きタイム


5号室に集まってこの前の対戦の続き。

「ほらほら、頑張んないと沢村に勝てねぇよ?」
わざわざ耳元で言わないで。

顔が熱い…。
右側に一也がいるから…ピッタリ身体がくっついてるから右側だけ熱い。

「しゃぁ!姉さんに勝った!」
「あーあー、舞が負けちゃった。残念。」

肩を組んで、ブランと下がった左手は私の胸を撫でるように触っていく。
みんなにバレないように、自然な感じで。
反応しちゃったらバレちゃうから一生懸命耐えた。
倉持くんとタッチ交代。
場所も移動して2人の後ろからテレビ画面を見つめる。
差し入れだとゾノくんがアイスを人数分買ってきてくれた。

「好きやろ、これ。」
「うん、ありがとう。」
「ん?お前顔、赤ないか?」
「ちょっと熱いからじゃない?」
一也もべったり引っ付いてるし、と誤魔化したけど、ホントはそれだけじゃない。
倉持くんがエアコンの温度を下げてくれた。
ゾノくんが買ってくれたアイスを頬張る。

「舞、ここついてる。」
口の端についたアイスを人差し指で掬って一也は舐めた。
私の目をジッと見つめながらリップ音をわざと立ててくるあたり、さっきの仕返しだ。

一口ちょうだいとあーんと口を開けるのとか、溶けて指に垂れてきたアイスを一也が舐めるのとか…もう耐えられない。

後ろではゾノくんも混ざってゲームに白熱してて、誰も私達のこと気にしてないみたい。

一也の肩におでこを乗っけて、一也にだけ聞こえるようにソッと呟いた。


「わかった…。
そっか、眠いのか。わりぃ、舞が眠いってこの通り。連れて帰って寝かせるから今日はここまでな。」

寝かかってる子供をあやすようにポンポンと背中を叩かれる。眠いなんて一言も言ってないのに、そういう作戦らしい。
耳元で眠たいフリしろと囁かれた。
「よっと。しっかり掴まっとけよ。」
身体が宙に浮いて、横抱きにされる。

おやすみーと声をかけられて、パタンと5号室の扉がしまった。

「みんなといるのに2人っきりになれるとこに行きたいなんて、悪い子だなぁ。」
また耳元で…。
反論できなくて下を向いた私の頬に一也はキスを落とした。

「はいはい、そんな泣きそうな声で名前呼ばなくてもたっぷり可愛がってあげるから。」

ニヤリと笑った一也にギュッとしがみついたのは、期待から?


/ 362ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp