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ダイヤのA 御幸一也

第69章 ※   お仕置きタイム


寮の2階の一番奥。監督室もスタッフルームも電気はもう消えている。
空き部屋の扉の前で一也は私を下ろした。
中に入って肩に担がれてベットまで運ばれる。

少し荒くベットに放られた。一也が私を組み敷いてニッコリ笑みを浮かべた。
ギシッとベットが軋む音を自分の心臓の音が掻き消す。
ドキドキして、呼吸しずらい。

鍵かけたっけ?
そんなことどうでもいい。一也の体温を早く感じたい。
上から私を眺めてるだけの一也に抱きついた。
一也は私を抱きしめて、身体をベットに預ける。

なんで?触ってくれないの?一緒に寝るだけ?

「2人っきりになっただろ?」
これで満足なんだろ?って一也は聞いてる。
そんなわけない…。
一也だって固くなったのでグリグリ太ももに押し付けて来てるくせに。
余裕そうにしてる。

「かずやぁ…」
「んー?なぁに?」

擦り寄って甘えてみたけど返事をしてキュッって抱きしめられる。

一也の服の中に侵入したけど、手を掴まれて阻止された。
「さっき舞はダメって言ったろ?だから、ダーメ。」
「なんでダメなの…。」
「我慢して。俺はおあずけくらったからなぁ。これはお仕置きだよ。」

目の前に一也がいるのに、触れられない…
もどかしい。
さっきの一也もこんな気持ちだった?

「ごめん…もう許して…一也に触れたいし触ってほしい。お願い。」
「どうしようかなぁ…。」

どうしたら一也はその気になってくれる?
私からキスをして舌を絡ませて、一也の硬くなってるそれに手を伸ばす。
完全に受け身の一也。
涼しい顔してるのを崩したくなった。
おもむろにズボンを下げて、中から取り出したそれを両手で上下に動かす。
ペロペロと舐めたら、吐息が聞こえてきた。

「悪い子…我慢できねぇんだ。」
言葉は冷たいけど、髪を撫でる手は優しい。
硬さは増していくばかり、やっぱり欲しくなる。

「かずや…挿入れていい?
挿入たい…」

「だーめだって。
もっと俺を欲しがって、もっと俺のこと夢中にさせて」

これ以上どうしたらいいの?

「もう…やだ…拒んでごめん…」
「俺の気持ちわかってくれた?」

うん、て返事して両手を広げて待っててくれてる一也の胸に飛び込んだ。

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