第53章 ※ 体温
「好きな子に触られて、気持ちよくないなんて思う奴いる?俺が今舞ちゃんにどんなに興奮してるか、わかんねぇ?」
バサッと音を立ててTシャツを脱ぎすてる。
鍛え上げられた腹筋が顕になる。
それが綺麗で見惚れてしまう。
私も着ていたものを全部はぎ取られて、パカッと脚を開かれた。
「ちょ…そんなとこ…やだ…はずかし…」
「大丈夫、気持ちよくなるだけだから。
今日はもっと舞ちゃんが乱れた所見せて?」
灯りは煌々とついてるし、丸見えで、蜜が溢れてるそこに御幸くんの舌が這う。
恥ずかしすぎて……頭が真っ白になる。
でも、気持ちよくてもっとって思ってる自分もいる。
「ひゃぁ、…っ…、ハァ…んンッ……ね、も、やめて…」
「嫌?じゃねぇよな?
舞ちゃんのここはもっとってヒクヒクしてるし、蜜もこーんなに溢れてる。舐めても舐めても追っつかねぇくらいだ…。」
そこで喋んないで…息がかかって…それさえも刺激になる。
腰が浮いちゃうし、声も抑えられない…。
「声、かわいい…。もっと鳴いて。」
指も入ってきて、ナカを掻き回されて…
何回か登りつめた。
「舞ちゃん、そろそろいい?
俺、限界…」
ゆっくりと御幸くんが挿入ってくる。
何度経験しても、その大きさに最初は息が詰まる。
あつくて、激しくて…
御幸くんの表情から、私の事をどう思ってくれてるのか伝わってくる。
愛おしい表情が目に焼き付いて…
その目に見つめられていたい。
もっとって求めちゃう。
「御幸くん…すき…大好き。」
「ん、俺も好き。東京選抜にだって連れていきてぇよ…。
鳴と喧嘩するの目に見えてるけど…。ちょっかいかけられるかもしんねぇけど、それより奥村がいる学校に舞ちゃん残してくよりずっといい。
俺の目の届く所に置いておきたい。」
「御幸くん…大丈夫だよ。心配しないで行ってきて。」
「妬いてるとかそんなんじゃねぇんだ。この前、あいつが言ったことが気になって…」
何言われたのか聞こうとしたけど、腰の動きが激しくなって、言葉は嬌声に変わった。
「舞ちゃん…」
名前を呼ばれで嬉しくて胸が締め付けられる。
「おっ、名前呼んだら締め付けてくるとかなに?可愛すぎるんですけど…」