第47章 ※ バレないで…
「イク時はイクって教えてね。1人でイッちゃうの寂しいから」
額に滲む汗、鍛え上げられた身体、熱い視線、御幸くんの全部に犯されてる感覚になる。
言わなくてもちゃんとわかってくれそうだけど、絶頂が近いことを途絶え途絶えに伝えた。
「俺も…もう、ヤバイ…ごめんな。
もっと舞ちゃんのナカにいたかったけど…」
御幸くんが胸を揉みながらそう言った時、ノックされた。
「御幸ー、矢代そこにいる?」
「あー、うん。でも、今電話中。何か用事?」
腰を動かしながら、外にある人と会話をしている。
うそ、ちょっと腰の動きが激しくなった…
バレちゃいそう…。
唇を噛んで必死に声が出ないように耐えた。
「よく我慢できました」
「ハァ……ハァ……、強くするなんてひどい…」
「我慢してる姿可愛いんだもん。
そうそう、マネージャー達、工藤とかとコンビニ行くから舞ちゃんもいるものあるかって聞いてくれたけど、いらないって言っておいたから」
我慢してるとき、そんな会話がなされていたのか…
全然聞こえてなかった。
「なんかいるのあったら、俺と行こ。」
「関西限定のコンビニスイーツとかアイスとかあるのかな?」
「わかった、さっきのお詫びに買ったげる」
繋がったままだけど、そんな会話をして笑いあった。
「動かしてないのに、舞ちゃんのナカはウネって早くって誘ってるみたい」
「わかんないよ…御幸くんのが、おっきくて……、あっ、やっ……もう…だめぇ………」
喋ってるのに、御幸くんの律動は速くなっていくばかり。
それと同時に胸の先端も弄られて上り詰めていく。
大きく打ち付けられて、御幸くんの身体にしがみつきながらほぼ同時に果てた。
深い深いキスをして、御幸くんの欲を膜越しに受け止める。
「だんだんエッチになってく舞ちゃん、かわいい。もっと乱れて…もっとエッチな姿見せて。」
イッたばかりだというのに、御幸くんのはまだまだ元気でなんなら質量はさっきと全然変わってなくて、試合してるはずなのにどこにそんな体力が有り余ってるのか聞きたいくらい。
私にそんな余裕もあるはずもなく、だらしなく口を開けてはくはくと短い呼吸を繰り返すばかり。