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ダイヤのA 御幸一也

第47章 ※   バレないで…


火をつけてしまった私が悪い。

優しく、あるいは愛情をこめて、触れたり、さすったりすること。 なでさすってかわいがること。 なでんばかりにかわいがること。

なんかで読んだ。愛撫の意味。

まさにそれだ。
愛されてるのが御幸くんの指先や唇から伝わってくるから余計に気持ちよくなっちゃう。

何度イカされたかもう覚えてない。

御幸くんが欲しくて欲しくて、はしたない言葉を口にしてしまいそうになる。

「まーた、イッちゃったな。かわいい。
舞ちゃんはもうこれで満足?」

意地悪だ…。今日の御幸くんは最強に意地悪。
挿入れてほしいってわかってるのに、わざと言わせようとしてるみたい。

「明日、舞ちゃんはナベ達とまた球場行くんだよね?早いだろうしもうやめとく?」

え、やだやだ……。やめないで…。
すがるような目で御幸くんを見つめた。

「はっはっ、ごめん、意地悪した。もう満足って言われても、俺が無理。」

手早く薄い膜を装着して、ズズッとゆっくり入ってくる。

「ひゃぁぁ…ん、ぅ………、やぁ……あぁ…」

「廊下に誰かいるかもしれないのに、舞ちゃんのエッチな声あいつらに聞かせるつもり?」

御幸くんに言われて耳を済ますと、廊下を歩いてるのか、東条くんと金丸くんの話し声がする。

枕を掴んで顔を押し当てた。
そのままひっくり返されて、後ろから御幸くんがまた挿入ってくる。

初めての感覚に声が抑えきれない。
枕が全て飲み込んでくれて良かった。

「舞ちゃん……、そんな締め付けないで…持たねぇから…」

そんなこと言われたって、勝手にそうなっちゃうんだもん。
御幸くんが動く度にお腹の中がうねってる。

覆い被さってきて、一緒に胸を触るから、余計に…
肌が触れ合ってる所、繋がってる所が熱くて、そこから溶けてしまいそう。

少し律動が激しくなって、御幸くんの吐息も熱くなる。

「み、ゆき…く……、やだ…これ、こわい…
顔見えてないと…やだ…」

吐息混じりに一生懸命伝えたら、キョトンとしたと思ったのに、すごく甘く微笑んだ。


「そっか、俺の顔見えてないとやなんだ。
わかった、こっち向いて。顔見ながら一緒にイこう。かわいいイキ顔見せて。」

失敗したと後悔した。

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