第3章 merry you〜after〜
「俺に動いて欲しいか?」
「ん!」
「じゃあてめェで膝裏持って足開いて繋がってるとこ俺に見せてこう言え」
俺がわざと卑猥なお強請り文句を耳打ちすると、凛が首まで真っ赤になって首を横に振った。
「や、やだ。いえない」
「ほら言え。はよしろ」
「むりだよ…だって、そんなの」
俺は両手で凛の顔を挟んで、目を合わせた。
「今、テメェにしてることはお仕置きなんだよ。なあ凛、出来るよな?可愛くお強請り出来たら、楽にしてやんよ」
「…楽に?」
「おう」
「…ほんとに?」
「おう」
「…こ、今回だけだから…」
凛が涙を浮かべて真っ赤になって震えながら、力の入らなくなった足に手を伸ばし、自分の膝裏を抱え、結合部分を俺に見えるようにして、そして。
「わ、私は、かっちゃんのお嫁さんだから…っここに、入れるのは、かっ、ちゃんのだけ…ぐずっ。いじめて、いいのは、かっちゃんだけ……ああんっ!」
――――――~~~~~~~~~~ッッッ!!!!!
可愛いすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!
いいのかこいつこれでいいのか!?
可愛い可愛すぎるどんだけ俺に弱いんだコイツは!!!
ホークスに対する単価な嫉妬で、お仕置きなんぞ言いながら騎乗位させたがとんでもない収穫だ。
これから毎回これがいいし、むしろこれがいい。
強請ってくれた方が求められている気がして心が満たされる。
「ンン!?やだっ、なんれぇ…あんっ!」
形勢逆転した俺の太腿の上で抱かれながらグスグスと溶けそうなほど甘い声を上げる凛。
その声を聞いて理性がぶっ飛び抜かずに3発出し終え凛は意識を飛ばした。
今日のところは終わってやるかと、俺は甲斐甲斐しく凛を風呂に入れ着替えさせ、変えたばかりのシーツの上で腕の中で凛を抱きながら眠りについた。
それから、凛がホークスの名を口にしようものなら、俺が無言で録音ボタンを押し、凛が茹で蛸のように顔を赤くし黙り込むのは、少し先の話。