• テキストサイズ

黒執事 短編

第10章 その手 十アグニ十裏






次第にアグニの行為はどんどんエスカレートしていく。



「んん……んっっ!」





アグニの手が私の素肌に触れた


そして胸を触れる



そっと触れられただけなのに
まるで電流が走ったような感覚に襲われた。






「……様。

私はずっと前からあなたのことを……」




突然の告白だった



でも私は
その一言を、ずっと待っていた気がしたの。





アグニの甘い囁き声
身体に触れる優しい手
熱い眼差し



その何もかもが私にとって
媚薬のような物らしく、
どんどん火照ていってしまった




(…こんなアグニ、見たことない…


私の知らないアグニが
あるんだ…

こんなに一緒にいたのに…)






もっと知りたい。



アグニのこと知り尽くしたい。








「……アグニ、もっと、して…?」










…今日の私はちょっとおかしいみたい。












/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp