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黒執事 短編
第6章 媚薬 十シエル、セバス十裏
じんじんと下腹の方があつくなる
それを察したように
セバスチャンという執事は
すかさず私の秘部に手を出した。
『ぁあ…ッ』
執事の慣れた手つきが私の中をかき乱し
クチュクチュという水音が、
だんだん大きく部屋中に響き始める
…………“気持ちいい”
ただそれだけだった。
………“このまま最後まで
犯して欲しい”
だが
「やめろ。セバスチャン』
その伯爵の言葉で
それまで私に快楽を与え続けていた手が
一瞬にして引っ込んだ。
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