第4章 嫉妬 十エドワード十裏
家に帰り、そのままリジーを俺の部屋に連れてきてようやく彼女の手を解放した。
「もー、お兄ちゃん。すごく痛かったのよ?
シエルにもあんな失礼な…」
彼女が言い終わらないうちに
俺はリジーの唇を強引に奪った。
「ふぇ…っ」
愛する妹とのキス。
舌を絡ませながら、精一杯の愛を込めた
妹に俺の愛が伝わるように。
抵抗しないようにリジーの両手を掴み、そのままベットへ押し倒す。
「お兄ちゃん…っ‼︎?やめて!何をするの?」
リジーはそれでも抵抗する。
しかし、フェンシングがいくら俺より強くても、所詮は女。
力では圧倒的に俺には敵わない。
唇から首筋へ、そして、服を乱しながら身体へ…