第32章 誕生日に / ※微裏
これ以上ない楽しそうな顔その2。
『…〜〜っ///』
勝己くんによって誘導されてるとはいえ、腕やら鎖骨やら色々触らせられて、恥ずかしくて顔から火が出そう。
そう言う行為は数えるくらいしかしたことないし、私からなんてもっての他。
「……ん、あと、キスしろ…」
『ぇえっ⁉︎///』
「…いいから、さっさとしやがれ!」
『…〜〜お、怒らないでよっ///』
「なら、はよしろっ」
これは新たな拷問なのか、今日私の誕生日だよねと、勝己くんの閉じられた目蓋を見ながら考える。
『…絶対、開けないでよねっ!///』
「…わぁっとるわ!」
私は意を決して、勝己くんの唇に自分のを重ねた。
『…んぅっ⁉︎…ふっ///…ふぁっ』
すると急に頭を押さえつけられて、触れるだけのキスが深いキスへと変わる。
「…っはぁ、ふっ」
『…んんっ//、っあ、ま、…っ…てっ///』
中途半端に息を吸いこんだ状態でキスしたから上手く呼吸が出来ない。
更に勝己くんは私を抱きしめながら体勢を上下逆転させた。
私が下になって、勝己くんが上にいる状態だ。
「…んっ」
『…ふぁっ、んっ、…んぅっ///』
合間に息を吸おうとするけど、すかさず塞いでくる。
呼吸が出来なさすぎて、軽い酸欠状態になってきた。
「…っは…」
『…っぷはぁ…はぁ、はぁはぁっ///』
「相変わらずヘタクソだな、鼻で息しろっつってんだろ…」
『…だっ、て、急に…はぁっ///そんなキスして、くるんだもんっ…はぁっ///』
肩で息をしながら整えていると、急に真剣な顔になった。
「…っ…じれってぇから、もう喘いでろ…///」
勝己くんは何故か顔を赤くして、また私の唇に吸いついた。
『…ふっ、んぅっ…っ⁉︎///』
角度を変えて何度もキスをする。
同時に手が胸へと移動するとそのまま背中に回り、パチっとブラが外れる。