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【更新停止】爆豪勝己Only短編集

第17章 爆心地と濡れ場を演じる / ※微裏





休憩が終わり、スタジオに戻るとやっぱり爆豪さんは既にスタンバイしていた。



「リルルちゃん、準備出来たら手をあげて? カメラ回すから、彼にも伝えてある。」

『わかりました、ありがとうございます』



スタッフさんに言われた後、私はベッドに腰をかけて、上の服とブラを取った状態になると横たわった。

そして集中するため目を閉じて深呼吸する。



「…そのまま目、閉じてろ…」

『…えっ⁉︎』



突然上から降って来た声に、反射的に目を開けてしまった。



『…っ⁉︎///』

「…閉じろって言っただろ…」

『…い、いつのまにっ…』



ついさっきまでスタジオの休憩スペースにいたのに、もう私の上に跨っていた。

至近距離で見る爆豪さんの顔にドキッとしてしまった。

マネージャーの言葉がフラッシュバックする。


《…リルルちゃんの、ファンらしいよ?》


だんだん顔の熱が上がっていくのを感じた。

それを振り払うかのように私は問いかけた。



『…じゅ、準備出来たら言ってくださいっ…』

「いつでも…」



胸の辺りで喋るから、息がかかってくすぐったい。

身体が熱くなってくるのがわかる。

あっという間に撮影出来そうな身体になった。

私は右手をふっと上げて撮影の合図をした。







彼は胸の間に顔を埋め、そこにちゅーっと吸い始める。



『…んぁっ///』



ちくっと感じた痛み、私はそばにあるシーツを掴む。



「…はぁ、これで、帰れないな?」

『ちょっ、とっ…何して』

「…お前は俺の、だから…」

『…っ////』



彼は顔を上げて私の視線とぶつかると、私の唇へ顔を落としていった。



『…ふっ、んっ///…はぁっ』



ぴちゃぴちゃと、口内を犯される。

舌は動き回って私の舌も絡めとられて、だらしなく唾液が外に流れていくのがわかる。

おかまいなしに幾度となく角度を変えて激しいキスをくり返す。

その間にもまた、彼の手によって私の胸がいろんな形に変えられていた。
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