第15章 まさかの告白 / 甘
無事に? 付き合うことになって数日後。
事の成り行きを爆豪派閥、通称H4になぜか話すことになって話していた。
「ぎゃははっ」
「まじ、おもしれー」
「確かにばくごーは好きだけどー、ダチとしてだし」
「やっぱ、とんだアホだなこいつは」
上から涙目の上鳴くん、お腹を抱えて笑う瀬呂くん、照れてる切島くんと呆れる爆豪くん。
そして真っ赤な顔の私。
「いやいやー普通ありえないっしょ」
「同感」
「あれは、ばくごーがー」
*
『硬化した俺でタックルしてほしい?』
『頼む』
『いいのか? 爆豪』
『ああ、早くしろや』
『痛かったら言ってくれよ?』
『は、上等だ!』
*
「ーっていう訓練だったんだ」
「「『いやいや、どんな訓練だよ!?』」」
上鳴くん、瀬呂くん、私が突っ込んだ。
「でもなにはともあれよかったなー爆豪!」
「うるせー死ね!」
『えっ?切島くん、どういうこと?』
「それはなー♪」
「お前も死にてぇみたいだなアホ面!」
ー ってもう爆破してるよ! 爆豪くんっ
「瀬呂くんも知ってるのー?」
「まぁ、でも俺はまだ死にたくないからなー切島に聞いてみな」
「え⁉︎ 俺?」
「言い出しっぺだし、第一お前は死なないだろ?」
「いや、そういう問題じゃないって」
「俺も爆豪を引きつけとくから」
『教えて教えて!』
「実は、爆豪は入学試験の時から癒月こと好きだったんだ」
ー え、そ、そんな前から!?//
「そそ、そんでいろんな相談のったよなー」
ー上鳴くん、復活早っ!?ー
「あることないこというんじゃねー!//」
ー もしかして爆豪くんが照れてる? でもこれ以上やったら共有スペースが…
『爆豪くん…』
「だからリルル、爆豪のこと幸せにしてやれよ?」
『うん、わかったよ、瀬呂くん、絶対幸せにする!』
「は⁉︎ // ざけんなっ⁉︎//」
『爆豪くん! 私が絶対幸せにするから!』
「あ"ぁ⁉︎/// 俺が幸せ殺したるわっ!!」
END