第18章 ♡お酒の力 / ※甘裏
「…た、だいまぁ〜っ、」
『おかえりなさいっ、大丈夫っ?』
赤い顔して帰ってきた出久くん。
珍しくたくさん飲んできたみたい。
フラフラしながら靴を脱ぐ出久くんを手伝う。
「あ、リルルちゃんだぁ〜//」
そう言うと突然抱きついてきて、私はかかえきれずに押し倒される形になった。
『きゃあっ…ちょっ///…出久くんっ、重いっ起きてっ//』
バタバタするけど、ぎゅーぎゅー抱きしめてきて、動けなくなる。
『…い、出久くんっ///…』
「すんすん、いい匂いがする〜好き…っ」
猫みたいに顔をすりすりしてくる。
ーうっ…か、可愛い‼︎
だけど床のせいで背中とか頭が痛い。
『…出久くんっ//、リビングっ行こっ…』
「リルルちゃん、…好き、大好きだよ…」
『…〜〜っ///』
急に男の顔になって見つめてきておまけに告白なんて心臓に悪い。
そしてそのまま顔が迫ってきて、キスをされる。
『…んんっ、ふぁ//』
ーえ、待って待って、もしかしてこんなところでっ?///
『…んっ、はぁ、ふぁ//』
「…ん〜っ…ちゅっ///」
最後は、ちゅっと音を立てて吸われる。
「…っはぁ、美味し…」
『…はぁ、いず、くくんっ///』
「〜んー?、どうしたの?」
と言うのもやわやわと服の上から胸を触られている。
『…こ、こじゃ…ぁ、んっ、い、やっ…///』
「……っ//、可愛いっ、…わかったっ」
最後にちゅっとキスをされて、お姫様抱っこされる。
『…えっ、ちょっ/// だ、大丈夫なのっ』
「…リルルちゃんを運ぶくらい、何でもないよ?」
さっきはフラフラだったのに、と思いつつ体を委ねる。