第17章 ☆肝試し中に / ※激甘裏
「…それにしても、っは、…誰かが来て、中が締まるって淫乱、だねっ、リルルちゃん」
『…〜っ/// ち、ち、がっ…///』
出久くんをチラッと見ると、月明かりで首元が少し汗ばんでいて、恍惚とした出久くんの顔が照らされて、ドキッとする。
「…はぁ、っ、どうした、の?…」
『…っ⁉︎/// な、なんでもないっ…ひぁっ!?///』
私の弱いところをがつがつと突き始めた。
『…んやぁ、そ、こっダメっ!/// 』
「そんな、声出すと、聞こえ、ちゃうよっ?…」
慌てて手で口を塞ぐ。
まだ話し声は聞こえていて、懐中電灯の灯りもまだ見える。
けど出久くんはおかまいなしに腰を振り続けていて、声よりもこっちの音が聞こえるんじゃないかとドキドキしていた。
『…ふっ、んんっ///…んっ、ぁっ…』
「気持ち、いいよ、リルルちゃんっ、はぁっ//くっ」
耳元で囁かれてぞくっとしながら、快感に耐えていたけれど、そろそろ私も限界が近づいてきて、足がガクガク震えて立っていられなくなってきた。
「そろそろイきそ…だよねっ、僕も、もう…っ」
『はぁ、はぁっ、う、んっ//…あっ、んんっ//』
さっきの人達はもう遠くに移動していたから、私はぎゅっと出久くんの肩を掴んだ。
そして、今まで以上にがつがつと、まだ早くなる腰の動きにびっくりしながら喘ぐ。
『…んぁっ、はげ、しいっ///…あんっ、あぁん、やぁっ、あっ、イくっ//…いず、くっ、…んっ///ぁあぁあっ///』
「…はぁ、はぁっ、僕、も…で、るっ…っくっ///」
私は身体をビクビクと跳ねさせて絶頂を迎えた。
出久くんは、イく寸前に引き抜いて木の根元に、欲を吐き出していた。
『…はぁ、はぁっ…』
「…はぁ、…リルルちゃん、ごごごめんねっ//…大丈夫っ?」
私は息をしながらなんとか立っている状態で、出久くんに支えてもらいながら私達は肝試しを続けた。
END