第14章 ☆保健室で / ※甘裏
『んっ、ふぁっ、…』
角度を変えてだんだんキスが深くなっていく。
いつのまにか両手は出久くんのネクタイで拘束されて、身動きが取れない。
『ぷはぁ…』
「…っはぁ、リルルちゃん、可愛いっ」
『…〜っ///』
出久くんは、服をめくって腰から胸へと触ろうとする。
『ちょっ、ま、待ってっ// ここで?//』
「うんっ、ダメ?//」
『うっ、だって、今日は、絶対安静ってっ//』
「リカバリーガールが大袈裟なだけ、これくらいなんともないよ」
『ひゃっ///』
出久くんの手が、両胸を揉み始めた。
『やっ、でもっ、待って…っ、んぁっ///』
「でも、身体の方はその気、みたいだよ?//」
やわやわと形が変わるくらい胸を揉みしだく。
「はぁー、いつ触っても柔らかいなぁ…// ずーっと触っていたいよ」
出久くんとは何回もこういうことをシている。
お気に入りは胸みたいでずーっと触っていて、下を触ってくれないこともあってわざとなのか、天然なのかわからない。
『…い、…いず、く、くんっ//』
「んー? どうしたの? リルルちゃん?」
下半身をもじもじして、訴えてみる。
「言わないと、わかんないよ?」
『…い、じわるっ//』
普段の出久くんからは考えられないのに、シてる時の出久くんは、本当にいじわるになる。
「…っ// そ、そんな潤んだ目で見られると、僕も我慢できないんだけどっ」
拘束されていた両手を開放して、出久くんはまた私にキスをする。
さっきとは違った余裕のない、啄むようなキス。
『んんっ、…ふぁ、ぁっ、はぁっ……っ!!』
キスをしながら、出久くんは下着に手を入れてきた。