第36章 ♡睡姦という名の夜這い / 甘裏
緑谷side
「やっぱり寝てるよね…」
僕はぐっすり寝ているリルルちゃんの横で呟いた。
最近ヒーロー活動が忙しくて、すれ違ってばかり。
リルルちゃん不足な僕は、正直限界に近かった。
自然と僕の手が、リルルちゃんの顔に伸びて、するりと頬を撫でる。
『んっ、…』
吐息を漏らしてみじろぎすると、また気持ちよさそうに寝息を立てた。
よくよく見ると、薄着の寝巻きだからか、下着やら、身体のラインやらはっきり見える。
僕は思わず、ごくっと喉を鳴らした。
なるべく音を立てないように、ベッドに乗って、リルルちゃんを見下ろす体勢になる。
「…っ、リルルちゃん」
僕は、寝ているリルルちゃんの唇を塞いだ。
すぐ離れるつもりだったのに、久しぶりだからか磁石のように離れられず、貪るように吸い付いた。
「んっ、…ふっ、ちゅ、…っはっ」
このキスで、起きて欲しいような、だけど寝てて欲しいような複雑な気持ちだった。
「っはぁ、はぁっ…起きないんだ…」
無我夢中でしちゃったけど、結局リルルちゃんは起きなかった。
舌を絡めてキスしたいけど、無理矢理リルルちゃんを起こしたくはないから、我慢して下へと移動する。
服をめくると、暗くてもわかるくらい白い透き通った肌が見えた。
そして、小さくも大きくもなく僕の手にフィットするくらいの胸。
「はぁ〜っ、この感触、柔らかいなぁ…」
若干、変態発言なような気がするけど、誰も聞いてないからよしとする。
「…でも下着付けてないのは、どうかと思うんだけどな…//」
優しく揉んだり、つんつんしたり、何もしないで眺めたり、堪能していると、突起がだんだん主張し始めていた。
「…寝てるのに感じてるの?リルルちゃん?」
僕は、可愛く主張してる、それを口に含んだ。